
100%の確率でトレンドが反転する⁉ そんな夢のようなインジケーターがあるとしたら、あなたはどうしますか?
今回紹介するのは、Trend Reversal Probability Indicator!
このインジケーターを使えば、トレンドの過熱感を数値化し、相場の反転ポイントを予測できると話題です。
動画の後半では、このインジケーターとMACDを組み合わせた”最強トレード手法”とストラテジーを紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
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インジケーター設定(10~30秒)
まず初めに、チャートを設定します。
通貨ペア:指定なし、 今回はGBP/JPY
時間足:指定なし、今回は5分足

このインジを見てほしい!反転ポイントを逃すな! 98%の確率でトレンド転換を捉えるインジケーター
TradingViewを開き、インジケーター検索でTrend Reversal Probability Indicatorと検索します。
AlgoAlphaのインジケーターを選択。
このTrend Reversal Probability Indicatorは何をしてくれるのか?
簡単に言うと、このインジケーターは現在のトレンドがどれだけ異常な状態かを統計的に計算し、反転の確率を示してくれるツールです!

✅ 1. トレンド持続時間ヒストグラム
トレンドの持続時間を過去のデータから計算し、ヒストグラム(棒グラフ)として表示。
現在のトレンドが過去と比べてどの程度続いているのか判断しやすくなる。

✅ 2. 標準偏差レベル(トレンドの異常値を測る)
統計的な標準偏差(±1SD、±2SD、±3SD)を使い、トレンドの持続時間が通常範囲なのか、それとも異常に長く続いているのかを測る指標。
- ±1SD(約84%):この範囲内なら通常のトレンド持続時間
- ±2SD(約98%):このレベルになると、トレンドの持続時間としてはやや異常
- ±3SD(約99%):極端なケースで、トレンドが異常に長引いている可能性が高い
標準偏差が大きくなるほど「そろそろ反転の可能性が高いかも?」という判断材料になる。

✅ 3. 反転確率テーブル
現在のトレンドが過去のデータと比較して、どれくらいの確率で反転するかを数値化して表示。
例えば、
- 80% → 「そろそろ反転する可能性が高い」
- 98% → 「ほぼ確実に反転する可能性がある」
といった形で、エントリー・エグジットのタイミングを判断しやすくする。
また、特定の確率を超えた場合にアラートを設定できるので、チャートをずっと監視しなくてもチャンスを逃しにくくなるのもポイント。
️ [映像]
• 数値がリアルタイムで変化する様子をズームインで見せる
インジケーターのエントリー方法
✅ エントリー戦略 ①:確率ベースの逆張り手法
📌 狙い:
- トレンドが異常に長く続いた後(±2SD以上)、反転確率が高まるポイントで逆張りエントリー
- 確率84%以上(または98%以上)で反転シグナルが点灯したらエントリー
📊 エントリー条件(買いエントリー):

1️⃣ トレンドが 異常に長く続いている(±2SD以上)

2️⃣ 反転確率が 84%以上(できれば98%以上)

3️⃣ 直近のローソク足が陽線に変化(ダマシ回避のための確認)
📈 エグジット(利益確定):

✔ トレンドが短期的に続き、反転確率が 40%以下に低下したら利確

✔ 目標利益を 直近のレジスタンスラインorサポートラインまで に設定
🛑 損切り:

✖ 反転確率が下がらず、トレンド継続シグナルが出たらカット
✅ エントリー戦略 ②:トレンドフォロー型(順張り)
📌 狙い:
- トレンドが始まったばかりの段階(確率低め&持続時間短め)で順張りエントリー
- トレンドの持続時間が平均以下(ヒストグラム参照)で、確率がまだ低い場合はエントリー継続
📊 エントリー条件(買いエントリー):
1️⃣ トレンドが発生し始め、 反転確率が20%以下(低い)
2️⃣ 標準偏差が ±1SD以内(トレンドが安定している)
3️⃣ 過去の持続時間ヒストグラムを見て、まだ平均持続時間に達していない
📈 エグジット(利益確定):
✔ 反転確率が 60%以上に上昇したら利確
✔ 標準偏差が ±2SD以上になったら警戒し、±3SDで確実に手仕舞い
🛑 損切り:
✖ 反転確率が 40%以上に急上昇したら撤退
📌 まとめ
💡 逆張りなら → 異常値(±2SD以上) & 反転確率84%以上でエントリー
💡 順張りなら → トレンド初期(確率20%以下)で入り、持続時間を考慮してエグジット

MACDを追加する方法
さらに、このインジケーターの精度を上げるために、MACDも追加します!
✅ MACDの追加手順

1️⃣ インジケーターを開く → 検索バーで「MACD」と入力
2️⃣ 標準の「MACD」インジケーターを選択し、チャートに追加
3️⃣ 設定を変更

• MACDラインとシグナルラインを無効化
• ヒストグラムだけを表示(色を分かりやすく変更)
では、実際にどのようにエントリーするのか見ていきましょう
ロングエントリー
✅ 条件①:下降トレンドが99%ゾーンに到達(赤ヒストグラムが上限に達する)

• チャートが急落し、ヒストグラムがMAXに達するシーンをスロー再生
✅ 条件②:ヒストグラムが緑に変化(反転シグナル)
✅ 条件③:陽線が確定(ローソク足の確認)

• 陽線が確定する瞬間をズームイン
✅ 条件④:MACDの最新ヒストグラムが緑(追加フィルター)️

• MACDの緑のバーが強くなる場面を表示
エントリー後:

• 損切り → 直近の安値

• 利確 → 1.5倍のリスクリワード
ショートエントリー
✅ 条件①:上昇トレンドが99%ゾーンに到達(緑ヒストグラムが上限に達する)

✅ 条件②:ヒストグラムが赤に変化(反転シグナル)

✅ 条件③:陰線が確定(ローソク足の確認)

✅ 条件④:MACDの最新ヒストグラムが赤(追加フィルター)

エントリー後:

• 損切り → 直近の高値

• 利確 → 1.5倍のリスクリワード
なぜMACDを使うのか?
✅ MACD(移動平均収束拡散法)とは?
「MACDは、トレンドの強さと転換点を測るインジケーターです。」
MACDの構成要素
️ [映像]
• MACDラインとシグナルラインがクロスする場面をスローで表示
• ヒストグラムが変化する様子をズームイン
「つまり、Trend Reversal Probability Indicatorが ‘トレンドが過熱しすぎ’ であることを示し、MACDが ‘本当に反転する勢いがあるか’ を確認することで、ダマシを減らし、勝率を向上 させることができます!」

今日のポイント!
✅ Trend Reversal Probability Indicatorは、トレンドの過熱感を可視化し、反転の可能性を数値で示す
✅ 99%ゾーンに到達したからといって必ず反転するわけではない! MACDと組み合わせてフィルタリングするのが重要!
✅ 損切りと利確を明確に設定し、ルールを守ってトレードすることでリスクを管理できる!
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✅ 手法バックテスト結果
今回検証した期間は2022年1月4日から2025年2月20日です。通貨ペアはGBP/JPYの5分足です。今回作成したストラテジーの名前は【Trend Reversal MACD Custom Trailing Stop】です。リスクリワード1:1.5で検証したところあまり良い成績が残せなかったのでトレーリングストップをこの手法に追加して検証しました。利確タイミングが異なりますので、完ぺきを求める方は手動で検証してみてください。概要欄からチェックしてみてください。
すべて USD | すべて % | ロング USD | ロング % | ショート USD | ショート % | |
未実現損益 | 0 | 0.00% | ||||
純利益 | 3943.46 | 56.34% | 3066.35 | 43.81% | 877.11 | 12.53% |
売上総利益 | 5729.88 | 81.86% | 3428.37 | 48.98% | 2301.51 | 32.88% |
総損失 | 1786.42 | 25.52% | 362.02 | 5.17% | 1424.41 | 20.35% |
支払い済手数料 | 85.5 | 50.85 | 34.65 | |||
バイ・アンド・ホールドでのリターン | 1551.31 | 22.16% | ||||
最大可能利益 | 4606.41 | 39.69% | ||||
最大ドローダウン | 931.73 | 8.99% | ||||
最大保有数 | 46300 | 46251 | 46300 |
すべて USD | すべて % | ロング USD | ロング % | ショート USD | ショート % | |
トレードの合計 | 145 | 86 | 59 | |||
未決済トレードの合計 | 0 | 0 | 0 | |||
勝ちトレード | 138 | 82 | 56 | |||
負けトレード | 7 | 4 | 3 | |||
勝率 | 95.17% | 95.35% | 94.92% | |||
損益の平均 | 27.2 | 0.05% | 35.66 | 0.07% | 14.87 | 0.03% |
平均勝ちトレード | 41.52 | 0.08% | 41.81 | 0.08% | 41.1 | 0.08% |
平均負けトレード | 255.2 | 0.53% | 90.5 | 0.22% | 474.8 | 0.95% |
ペイオフレシオ(平均勝ち / 平均負けの比率) | 0.163 | 0.462 | 0.087 | |||
最大勝ちトレード | 346.72 | 346.72 | 270.4 | |||
最大勝ちトレード比率 | 0.70% | 0.70% | 0.54% | |||
最大負けトレード | 698.05 | 359.59 | 698.05 | |||
最大負けトレード比率 | 1.40% | 0.72% | 1.40% | |||
トレードの平均バー数 | 81 | 76 | 89 | |||
勝ちトレードの平均バー数 | 63 | 74 | 47 | |||
負けトレードの平均バー数 | 431 | 106 | 866 |
すべて USD | すべて % | ロング USD | ロング % | ショート USD | ショート % | |
シャープレシオ | 0.453 | |||||
ソルティノレシオ | 0.824 | |||||
プロフィットファクター | 3.207 | 9.47 | 1.616 | |||
マージンコール | 0 | 0 | 0 |
オリジナルのEAやインジケーターが作れるアプリ(MT4・MT5)
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Trend Reversal MACD Custom Trailing Stop手法 まとめ
今回の検証では、Trend Reversal MACD Custom Trailing Stop を GBP/JPY(5分足) でバックテストし、そのパフォーマンスを分析しました。
GBPJPY(5分足)検証結果
- 純利益: 3,943.46 USD (56.34%)
- 最大ドローダウン: 931.73 USD (8.99%)
- プロフィットファクター: 3.207
- 勝率: 95.17%
- ペイオフレシオ: 0.163
- シャープレシオ: 0.453
✅ 強み
- 勝率 95.17% と非常に高い。
- プロフィットファクター 3.207 で利益の安定性が高い。
- 最大ドローダウン 8.99% でリスクが低め。
⚠️ 課題
- ペイオフレシオ 0.163 と極端に低く、勝ちトレードの利益が小さい。
- 最大負けトレード 698.05 USD に対し、最大勝ちトレードは 346.72 USD で、リスクリワード比が悪い。
- シャープレシオ 0.453 とリスク調整後のリターンが低め。
結論
トレンドリバーサルマックディーカスタムトレーリングストップ は、超高勝率(95%以上)で小さな利益を積み上げる手法 です。しかし、1回の負けトレードが非常に大きく、1回の損失で多数の勝ちトレードの利益を吹き飛ばすリスクがある ため、リスクリワード比の改善が必要 です。
今後の改善点
🔹 リスクリワード比の改善: ストップロスの調整やトレーリングストップの最適化を行い、負けトレードの損失を抑える。
🔹 リスク管理の強化: 最大負けトレードを軽減するため、資金管理戦略を見直す。
🔹 ペイオフレシオの向上: 利益を最大化するために、エグジット戦略を最適化する。
この手法は、安定した利益を積み重ねる戦略として魅力的 ですが、1回の負けトレードの影響が大きいため、改善の余地があります。より良いリスク管理を取り入れることで、より安全で持続可能な手法となる可能性があります。
次回の検証もお楽しみに! 🚀
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