こんにちは、トレーダーの皆さん!今日もご視聴ありがとうございます。
もしあなたが「一瞬で大儲けできるインジケーター」を求め続けているなら、ちょっと待ってください。
巷で話題の手法やインジケーターに踊らされていませんか?
その「簡単に儲かる」と言われている手法、本当に信じて大丈夫ですか?
このチャンネルでは、誰もが一度は耳にした「勝率90%の手法」や「これで一発逆転!」とされるインジケーターを、疑いの目で徹底的に検証しています。
さあ、今日も冷静な目で真実を暴いていきましょう。
今回取り上げるのは「マスターキャンドルインジケーター」という手法です。「これさえ使えば、大きなブレイクアウトの瞬間を逃さない」と評価されていますが、果たして本当に効果があるのでしょうか?
それとも、ただの幻想に過ぎないのでしょうか?次の数分で、その答えを見つけていきます。
最後までご覧ください。
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【関連】トレーディングビューで最も強力なインジケーターDIY custom 手法を検証してみた
インジケーター設定
まずは、今回の手法の基盤となるインジケーター設定から説明します。
Master Candle
分析したいチャートを開き、インジケーターのアイコンをクリックします。
検索バーに「Master Candle」と入力して、リストから選択します。
インジケーターがチャートに表示されました。
「設定」アイコンをクリックし、インジケーターのパラメーターを調整します。デフォルトでは、マスターキャンドルの期間は4本のローソク足に設定されていますが、トレードスタイルに合わせて期間を変更することも可能です。
インジケーターは、ボックスの上に価格がブレイクした際に買い、下にブレイクした際に売りのシグナルを提供します。このシンプルなルールを使って、トレンドの変化を捉えることが可能です。
例えば、ここでは価格がボックスの上限をブレイクしていますので、買いシグナルが確認できます。また、下限をブレイクした場合は売りシグナルとなります。
このシンプルな設定を活用して、ブレイクアウトのタイミングを簡単に捉えることができます。ぜひ一度お試しください!
Fund Masterの使い方 | TradingViewで資金の流れを見極める!
TradingViewで、Fund Masterを使って資金の流れを見てみましょう!簡単な設定で、トレードの判断力がアップしますよ!
分析対象のチャートを開き、画面上部のインジケーターアイコンをクリックします。
検索バーに「Fund Master」と入力し、リストから選択します。
次に、Fund MasterのBBLラインと0ラインを確認しましょう。BBLラインより上なら資金流入、下なら資金流出。0ラインを超えたら、強気トレンドの可能性があります。
上方乖離は売りのサイン、下方乖離は買いのチャンスです。トレンドの微妙な変化を見逃さずに活用しましょう!
TradingViewでFund Masterを使って、次のトレンドを逃さずキャッチ!今すぐ試してみましょう!
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マスターキャンドル 手法説明
時間足:スキャルピングからスイングまで
通貨ペア:外国為替・株式・オプション
ロングエントリー
・価格がボックスの上側をブレイクアウトし、ファンドマスターインジケーターがラインの上にあることを確認します。
・エントリータイミング: ブレイクアウトが確定したら、次のローソク足でロングエントリーをします。
利益確定
ここで、トレードの成否を分ける利益確定とストップロスの設定方法を説明します。
• リスクリワード比を1:1.5に設定します。たとえば、ストップロスが20ポイントであれば、利益目標は30ポイントに設定します。これにより、リスク管理を徹底しながらも、安定したリターンを狙います。
ストップロス
• ロングトレードの場合: ボックスの下側にストップロスを設定します。
ショートエントリー
• 条件: 価格がボックスの下側をブレイクダウンし、ファンドマスターインジケーターがラインの下にあることを確認します。
• エントリータイミング: ブレイクダウンが確定したら、次のローソク足で売りエントリーをします。
利益確定
リスクリワード比を1:1.5に設定します。たとえば、ストップロスが20ポイントであれば、利益目標は30ポイントに設定します。これにより、リスク管理を徹底しながらも、安定したリターンを狙います
ストップロス
• ショートトレードの場合: ボックスの上側にストップロスを設定します。
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マスターキャンドル バックテスト&検証結果
次に、この設定でリアルな市場データを使ってテストを行います。過去のデータで検証し、どの程度の勝率とリターンが得られるのかを確認します。
検証結果から、このインジケーターが本当に効果的なツールなのか、それともただの話題作りなのかを判断します。次のパートでは、その詳細な結果をお見せします。
今回は、GBP/JPYの1分足で検証しました。
重要なパフォーマンス指標
- 純利益: 2,398,157.39 JPY (239.82%)
- 最大ドローダウン: 1,039,260.52 JPY (31.52%)
- シャープレシオ: 0.69
- ソルティノレシオ: 5.209
- プロフィットファクター: 1.345
- 勝率: 46.98%
- ペイオフレシオ(平均勝ち / 平均負けの比率): 1.518
勝ち・負けトレードの平均
平均負けトレード: 87,940.41 JPY (0.97%)
平均勝ちトレード: 133,506.42 JPY (1.45%)
タイトル | すべて | ロング | ショート |
---|---|---|---|
純利益 | 2,398,157.39 JPY 239.82% | 1,268,718.39 JPY 126.87% | 1,129,438.99 JPY 112.94% |
総利益 | 9,345,449.70 JPY 934.54% | 4,800,653.27 JPY 480.07% | 4,544,796.43 JPY 454.48% |
総損失 | 6,947,292.31 JPY 694.73% | 3,531,934.88 JPY 353.19% | 3,415,357.44 JPY 341.54% |
最大可能利益 | 2,746,935.31 JPY 78.17% | ||
最大ドローダウン | 1,039,260.52 JPY 31.52% | ||
バイ・アンド・ホールドでのリターン | 515,445.73 JPY 51.54% | ||
シャープレシオ | 0.69 | ||
ソルティノレシオ | 5.209 | ||
プロフィットファクター | 1.345 | 1.359 | 1.331 |
最大保有数 | 1 | 1 | 1 |
未決済の損益 | 0 JPY 0.00% | ||
支払い済み手数料 | 28,012.00 JPY | 14,852.00 JPY | 13,160.00 JPY |
終了したトレードの合計 | 149 | 79 | 70 |
未決済トレードの合計 | 0 | 0 | 0 |
勝ちトレードの数 | 70 | 39 | 31 |
負けトレードの数 | 79 | 40 | 39 |
勝率 | 46.98% | 49.37% | 44.29% |
平均トレード | 16,095.02 JPY 0.17% | 16,059.73 JPY 0.20% | 16,134.84 JPY 0.13% |
平均勝ちトレード | 133,506.42 JPY 1.45% | 123,093.67 JPY 1.37% | 146,606.34 JPY 1.55% |
平均負けトレード | 87,940.41 JPY 0.97% | 88,298.37 JPY 0.94% | 87,573.27 JPY 1.00% |
ペイオフレシオ(平均勝ち / 平均負けの比率) | 1.518 | 1.394 | 1.674 |
最大勝ちトレード | 461,017.54 JPY 4.78% | 226,019.10 JPY 3.33% | 461,017.54 JPY 4.78% |
最大負けトレード | 236,499.43 JPY 2.34% | 236,499.43 JPY 2.34% | 200,381.45 JPY 2.05% |
トレードの平均バー数 | 15 | 17 | 14 |
勝ちトレードの平均バー数 | 13 | 14 | 12 |
負けトレードの平均バー数 | 17 | 19 | 16 |
マージンコール | 0 | 0 | 0 |
結果の考察
このバックテストでは、インジケーターがトレンドの方向性を捉える一定の精度を持っていることが確認できました。特に、総利益が総損失を上回る結果となり、プロフィットファクターが1.345であることからも、リスクよりも利益が多い手法であることが示されています。
勝率は46.98%と約5割程度で、勝ち負けの頻度はほぼ半々ですが、ペイオフレシオ(1.518)が高いため、負けトレードよりも勝ちトレードの利益が大きく、損失をしっかりとカバーできていることがわかります。特に、平均勝ちトレードが133,506.42 JPYであるのに対して、平均負けトレードは87,940.41 JPYと、利益が損失を上回っています。
ただし、最大ドローダウンが31.52%とやや高いため、リスク管理が必須です。シャープレシオが0.69であるため、リスク調整後のリターンには改善の余地がありますが、ソルティノレシオが5.209と高いことから、ドローダウンからの回復力は比較的優れていることが確認できました。
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マスターキャンドル手法 終わりに
今回の検証では、マスターキャンドルインジケーターを用いたトレード手法が実際に有効かどうかをテストしました。結果として、この手法は一定の利益をもたらし、リスク管理の徹底次第では有望なトレード戦略になり得ることがわかりましたが、一方で「一瞬で大儲け」という過大広告には注意が必要です。
このインジケーターがもたらすシグナルはシンプルで理解しやすいものの、勝率が46.98%と約半数にとどまり、過信せずリスク管理をしっかりと行うことが肝要です。特に損切りや利益確定の設定を適切に行うことで、長期的な安定を目指すことができるでしょう。
トレードの世界では、シンプルな手法を繰り返し検証し、自分なりの改善を重ねることが成功への道です。今回のインジケーターについても、皆さんが自身で検証し、適した時間足や通貨ペアでテストすることをお勧めします。
もし、この手法で良い結果が出た、もしくは新たな発見があれば、ぜひコメント欄で共有してください!視聴者同士で成果を分かち合い、より良いトレード手法を共に見つけていきましょう。
次回も、さらに興味深い手法やインジケーターの検証を行い、信頼できる情報をお届けしていきますので、ぜひチャンネル登録と通知をオンにしてお見逃しなく!
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