RSIは方向を教えてくれない。ボリンジャーバンドはだましが多すぎる。
──こんな経験、ありませんか?
でも、そんな悩みを**“あるインジケーター1つ”で全て解決できるとしたら?**
実際に**+644%の利益を叩き出した**その手法、今から検証していきます。

今回検証するのは、「Trend Speed Analyzer(トレンド・スピード・アナライザー)」というインジケーター。
海外トレーダーZireman氏によるもので、価格の“スピード”に注目した全く新しいアプローチです。
「後から出るシグナルじゃ遅い!」という悩みを解決すべく、実戦投入してみました。
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【関連】トレーディングビューで最も強力なインジケーターDIY custom 手法を検証してみた

インジケーター設定
まず初めに、チャートを設定します。
通貨ペア:BTCUSD
時間足:1時間足

勝てる“勢い”を見抜け!Trend Speed Analyzerの正体
トレンドの“勢い”を数値で見抜く。Trend Speed Analyzerって知ってますか?
こんな経験ありませんか?トレンドに乗ったつもりが、急に失速して損切り…。
このインジなら、勢いの変化を事前に察知できます。

まずTradingViewを開いて、上の【インジケーター】をクリック。
検索欄に“Trend Speed Analyzer”と入力してZireman氏のものを選びます。

ルックバック:150|MA期間:20|加速度係数:0.02
TradingViewの操作画面 → インジケーター設定値をハイライト
このインジケーター、3つの構成がカギです。

① ダイナミック・トレンドライン
緑:上昇、赤:下降。トレンドラインのように使えます。反発狙いが基本。

② スピード・ヒストグラム
ゼロラインからの距離で、加速か減速かを判断。バーが伸びればトレンド強化、縮めば転換サインです。

③ マーケット波動情報テーブル
今のトレンドが過去と比べて強いのか?一目で分かります。
このインジ、エントリーの根拠を補強するには最適です。
ライン・勢い・波動、3つの視点で相場を立体的に分析できる。
このインジ使ってみたいと思った方は、**コメントで『試します!』と書いてください!
今後、他にも使えるインジを紹介してますので、フォローもお忘れなく!
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手法説明
ロングエントリー

- トレンドラインが 緑色(上昇トレンドを示す)

- ローソク足が トレンドラインの上にある

- 価格が トレンドラインに一度戻ってきた場面(押し目)

- 押し目で陽線の反発(プライスアクション)を確認

- スピードヒストグラムが緑、(成長中なおよし)
ストップロス

- ローソク足がトレンドラインを下に抜けて確定したら損切り

- より厳密には、ラインから数pips下の固定幅 or ローソクの実体下端に設定するのも有効
テイクプロフィット

- スピードヒストグラムの棒が急に縮小し始めたとき(勢いの低下=警戒)

- 特に「長い緑バー → 短い赤バー 」なら即利確が推奨
ショートエントリー

- トレンドラインが 赤色(下降トレンドを示す)

- ローソク足が トレンドラインの下にある

- 価格が トレンドラインに一度戻ってきた場面(戻り)

- 戻りで**陰線の反発(プライスアクション)**を確認

- スピードヒストグラムが赤(下降中だとなおよし)
ストップロス

- ローソク足がトレンドラインを上に抜けて確定したら損切り

- より厳密には、ラインから数pips上の固定幅 or ローソクの実体上端に設定するのも有効
テイクプロフィット

- スピードヒストグラムの棒が急に縮小し始めたとき(下落の勢いが減速)

- 特に「長い赤バー → 短い緑バー」なら即利確が推奨
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【関連】トレーディングビューで最も強力なインジケーターDIY custom 手法を検証してみた
自作アルゴ EMA Pullback Speed Strategyのバックテスト結果
今回検証したストラテジーは、EMA(指数移動平均)へのプルバックとTrend Speed Analyzer(勢い)を組み合わせた順張り戦略「EMA Pullback Speed Strategy」です。
検証対象は BTCUSD、トレード回数は全64回。勝率やリスクリスク比などの主要指標を通して、戦略の実用性を検証しました。
すべて USD | すべて % | ロング USD | ロング % | ショート USD | ショート % | |
未実現損益 | 0 | 0.00% | ||||
純利益 | 19322.03 | 644.07% | 13782.26 | 459.41% | 5539.78 | 184.66% |
売上総利益 | 39346.16 | 1311.54% | 19744.84 | 658.16% | 19601.32 | 653.38% |
総損失 | 20024.13 | 667.47% | 5962.59 | 198.75% | 14061.54 | 468.72% |
支払い済手数料 | 1281.64 | 602.9 | 678.73 | |||
バイ・アンド・ホールドでのリターン | 8280.29 | 276.01% | ||||
最大可能利益 | 19332.03 | 86.61% | ||||
最大ドローダウン | 7523.85 | 50.56% | ||||
最大保有数 | 2 | 2 | 1 |
すべて USD | すべて % | ロング USD | ロング % | ショート USD | ショート % | |
トレードの合計 | 64 | 30 | 34 | |||
未決済トレードの合計 | 0 | 0 | 0 | |||
勝ちトレード | 44 | 23 | 21 | |||
負けトレード | 20 | 7 | 13 | |||
勝率 | 68.75% | 76.67% | 61.76% | |||
損益の平均 | 301.91 | 0.60% | 459.41 | 0.92% | 162.93 | 0.33% |
平均勝ちトレード | 894.23 | 1.79% | 858.47 | 1.72% | 933.4 | 1.87% |
平均負けトレード | 1001.21 | 2.00% | 851.8 | 1.70% | 1081.66 | 2.16% |
ペイオフレシオ(平均勝ち / 平均負けの比率) | 0.893 | 1.008 | 0.863 | |||
最大勝ちトレード | 2047.43 | 1561.1 | 2047.43 | |||
最大勝ちトレード比率 | 4.10% | 3.12% | 4.10% | |||
最大負けトレード | 2195.13 | 2102.07 | 2195.13 | |||
最大負けトレード比率 | 4.39% | 4.20% | 4.39% | |||
トレードの平均バー数 | 25 | 31 | 20 | |||
勝ちトレードの平均バー数 | 20 | 26 | 14 | |||
負けトレードの平均バー数 | 37 | 49 | 31 |
すべて USD | すべて % | ロング USD | ロング % | ショート USD | ショート % | |
シャープレシオ | 0.71 | |||||
ソルティノレシオ | 2.836 | |||||
プロフィットファクター | 1.965 | 3.311 | 1.394 | |||
マージンコール | 0 | 0 | 0 |
📊 主要バックテスト結果(全体)
- 純利益: +19,322.03 USD(+644%)
- 最大ドローダウン: 50.56%
- 勝率: 68.75%(44勝 / 64トレード)
- プロフィットファクター: 1.965
- シャープレシオ: 0.710
- ソルティノレシオ: 2.836
- 総利益: +39,346.16 USD
- 総損失: −20,024.13 USD
- 手数料支払い合計: 1,281.64 USD
- ロング側純利益: +13,782.26 USD
- ショート側純利益: +5,539.78 USD
✅ 強みポイント
- 勝率68.75% と高水準で安定しており、負けトレードを抑えた設計。
- プロフィットファクター1.965 は、損益バランスが良好であることを示す。
- ロングトレードのPF 3.311 と非常に高く、上昇局面に強い特性。
- ソルティノレシオ2.836 はリスクに対するリターンの高さを裏付けており、トレンド相場との親和性が高い。
⚠️ 改善の余地がある点
- ショートのプロフィットファクターが1.394 とやや控えめで、ロングに比べて優位性が劣る。
- 手数料コスト1,281.64 USD はトレード数に対してやや重く、頻度やロット調整で改善可能。
- 検証結果がBTCUSDに偏っているため、他の通貨ペアや時間軸への適用性も今後の課題。
🛠️ 改善案
- ショート戦略の見直し: 条件を絞り込むか、逆張り要素を排除することで成績改善を図る。
- 手数料抑制: スプレッドや取引頻度を見直して、実トレードでの利益率を底上げ。
- EMA設定値やスピード定義の最適化: 検証環境ごとのボラティリティに応じたチューニングを実施。
オリジナルのEAやインジケーターが作れるアプリ(MT4・MT5)
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【関連】トレーディングビューで最も強力なインジケーターDIY custom 手法を検証してみた
EMA Pullback Speed Strategy まとめ
EMA Pullback Speed Strategy は、トレンド中の押し目(プルバック)を勢いと共に捉える設計で、非常に高い勝率とバランスの取れたリターンを実現しています。
堅実なトレードスタイルを目指す中〜上級者にも適した戦略といえます。
📌 今後の展開として、より短期スキャルピングやアルトコイン対応など、適用範囲の拡大と調整を行っていく予定です。
次回の検証もお楽しみに!📈
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